先ほど「インヨウ」の掛け声の話をしましたが、正式には「矢声」「矢叫び」というそうです。
小笠原流では、最初の的に達する時に「インヨウ」を一回叫び、二本目の矢番え(やばえ)をしながら二回。
三番目の的に向かいながら、再び三回叫ぶそうです。
射る瞬間の画、悲惨だった去年の一枚にくらべると、今年は多少の進歩があったかも。
第28回浅草流鏑馬、今年も去年並の二万三千人ほどの観客で賑わったそうです。
印象的には昨年よりも、混雑していた様な気もしますが、やはり外国人の観光客が増えた様です。日本での良い思い出になったかな?
私はドロだらけにはなりましたが、天気も申し分なく、昨年以上に楽しめたと思います
馬場を通り、本部方面に帰る射手とお馬さん達。重馬場の中、皆さんお疲れ様でした。来年も楽しみに待っています。
この後、東参道より二天門方向にお練行列で帰られたとか。二天門方面は、カオスだったので私はここで撤収しました。
浅草流鏑馬が終わると、翌日は隅田川春の風物詩、早慶レガッタ。そして、来月はいよいよ三社祭。春から初夏へと、確実に移り変わっていく浅草です。
飛び散ったドロを浴びまくりで、全身に水玉ドロ模様。そして、ドロドロの脚立とカメラバッグ。さっさとシャワーを浴びたく、一目散に家路につきました。